腰の痛みに悩んでいませんか?デスクワークや家事、運動など、日常生活で腰に負担がかかることはたくさんあります。そんなとき、簡単にできるセルフケア方法としてキネシオテーピングがあります。今回は、初心者でも簡単にできる腰痛対策のテーピング方法をご紹介します。難しい専門用語は使わず、わかりやすく解説しますので、ぜひ試してみてください!
キネシオテーピングってなに?
キネシオテーピングとは、専用のテープを体に貼って、筋肉や関節をサポートする方法です。このテープを貼ると、腰の負担を減らしたり、動きやすくしたりすることができます。また、貼るだけで痛みが少し楽になることもあります。
腰痛向けのテーピングの方法
以下は、腰の痛みをやわらげる基本的なテーピングの方法です。特別な道具は必要なく、当店やキネシオテーピング協会、インターネットで売られている伸縮性のあるキネシオテックスを使います。
用意するもの
- キネシオテープ(5cm幅がおすすめ)
- はさみ(テープを切るため)
貼る前の準備
- 肌をきれいにする
汗や皮脂をしっかり拭き取りましょう。肌が乾いているほうがテープがしっかり貼れます。 - テープを切る
テープを2本用意します(腰の両側に貼る分)。さらに、もう1本短めのテープを横に貼るために準備します。
実際の貼り方
1. 縦に貼るテープ(腰を支える役割)
- 前かがみの姿勢になり 腰の真ん中(背骨)を挟むようにして、左右それぞれにテープを1本ずつ貼ります。
- テープを貼るとき、皮膚を伸ばすようにしてテープを置くように貼ると効果的です。
2. 横に貼るテープ(固定する役割)
- 腰の中央部分に、先ほど貼った縦のテープを横切るように短いテープを貼ります。
- このテープは、腰の安定を保つ役割があります。
3. 貼ったテープをなじませる
- テープを貼り終えたら、手で軽く押さえながらこすって、肌になじませます。こうすることで、テープが剥がれにくくなります。
効果を高めるポイント
- 引っ張りすぎないこと
テープを強く引っ張りすぎると、肌が痛くなったり、逆に動きにくくなったりします。軽く伸ばす程度がちょうど良いです。 - 適度な長さに切ること
テープが長すぎると動いたときに剥がれやすくなります。腰の大きさに合わせて調整しましょう。
テーピングを貼るとどんな効果があるの?
- 腰のサポート
貼ることで腰を優しく支えてくれるので、動きやすくなります。 - 痛みの軽減
テープが皮膚を引き上げることで、筋肉や神経への圧力が減り、痛みが和らぎます。 - 動きをスムーズにする
腰に負担がかかりにくくなるため、日常動作が楽になります。