命を守るために知っておきたい
熱中症の危険性と年齢別の注意点・対策方法
気温がぐんぐん上昇してくると共に、私たちの体にも大きな負担がかかってきます。中でも
「熱中症」は命に関わる深刻な症状を引き起こすこともあり、決して他人事ではありません。
特に高齢者や子どもは、自分で異変に気づきにくかったり、体温調節機能が未熟・低下しているため、重症化しやすい傾向にあります。今回は、年齢別の注意点と効果的な対策方法について、分かりやすくご紹介します。
◆ 熱中症とは？
熱中症は、高温多湿な環境下で体温の調整機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こる体調不良の総称です。症状は軽度のめまいやだるさから、重症になると意識障害やけいれん、命の危険に及ぶこともあります。
◆ 年齢別の注意点と対策方法
🔸【高齢者】～体温調節機能が低下している～
✅ 注意点
・暑さを感じにくく、喉の渇きも自覚しづらい
・冷房を控える傾向がある
・持病や服薬の影響で脱水しやすい
✅ 対策方法
- 室温は28℃を目安にエアコンを使用（我慢しないこと）
- こまめに水分を摂る（1日1.5〜2Lが目安）
- 水だけでなく、塩分も適度に補給（経口補水液・みそ汁なども◎）
- 1日3回は体調チェック（熱、脈拍、顔色、倦怠感）
🔸【子ども】～体が小さく熱がこもりやすい～
✅ 注意点
・自分で体調の異変を伝えにくい
・遊びに夢中で水分補給を忘れがち
・大人より地面に近い分、暑さを強く感じる
✅ 対策方法
- 外遊びは朝か夕方の涼しい時間帯に
- 15〜20分おきに水分補給を促す（麦茶、スポーツドリンクなど）
- 通気性のよい服、帽子を着用
- 保護者が顔色や様子の変化をこまめにチェック
🔸【働く世代（20〜60代）】～過信と無理が熱中症を招く～
✅ 注意点
・「自分は大丈夫」と油断しがち
・仕事中や運動中に無理をしてしまう
・屋内でも熱中症になることがある
✅ 対策方法
- 喉が渇く前にこまめな水分補給
- 涼しい服装やインナー素材を工夫
- 作業時は1時間に1回は休憩を入れる
- 睡眠不足や疲労がある日は特に無理をしない
◆ 熱中症の初期症状とは？
以下の症状が見られたら要注意です。
- めまい、立ちくらみ
- 頭痛、吐き気
- 倦怠感、意識がぼんやりする
- 大量の汗、または逆に汗が出なくなる
早めに涼しい場所に移動し、水分・塩分を補給してください。意識がもうろうとしていたり、反応が鈍い場合はすぐに医療機関へ連絡を。
◆ 日常でできる予防習慣
- 朝起きたらまずコップ一杯の水
- 朝晩の気温チェックと服装調整
- 外出前は天気予報と暑さ指数を確認
- 熱がこもる服装・マスクは避ける
- 食事と睡眠で体力をキープ
◆ まとめ
熱中症は、正しく予防すれば防げるものです。年齢や体質によってリスクが異なるため、自分や家族に合った対策を日常に取り入れることが大切です。
特に高齢の親御さんや小さなお子さんがいるご家庭では、周囲の気づきと声かけが命を守る鍵になります。
暑い季節を健康に乗り切るためにも、今日からできることを始めてみませんか？
体調を崩してからでは遅い熱中症対策。
あなたや大切な人が「無理して頑張っていないか」時々立ち止まって見直すことが、
真夏を安全に過ごす第一歩です。
🔻熱中症が疑われたときの応急処置
- すぐに涼しい場所へ移動（屋内や日陰）
- 衣服をゆるめ、体を冷やす
首・わき・足の付け根に冷却材や濡れタオルを当てる - 水分・塩分を補給
スポーツドリンクや経口補水液が理想 - 意識がはっきりしていない場合はすぐ救急車を呼ぶ（119）
→ 無理に水を飲ませない、吐いているときも危険！
🧠覚えやすいキーワード：
「涼・緩・冷・飲・救」
（涼しい所・ゆるめる・冷やす・飲ませる・救急要請）
経皮からの吸収の方がはるかに高い事が分かっています
1本家庭にあると、安心です。トレイルランニングのボランティア活動には必須アイテムです。
当店にて取り扱いしております 3,300円（税込み）
#熱中症対策 #夏の健康管理 #子どもの健康 #高齢者ケア #家族の健康 #熱中症予防 #季節のセルフケア #夏の暮らし #健康第一 #命を守る行動 #夏バテ防止 #水分補給忘れずに
